対応疾患

切り傷 

・すり傷

・咬傷(動物、ヒトに噛まれた) 

・やけど 

・異物刺入(トゲや釘が刺さった)

・他の病院で受けた手術の傷の処置 

・膿が溜まった

※他院の手術後の創部処置を希望される場合には、紹介状をお持ちください。

※診療の結果、当院での対応が困難と判断される場合には、応急処置を行った上で適切な医療機関へご紹介します。

※粉瘤や巻き爪については、排膿などの応急処置が必要な場合にのみ対応いたします。

けがの時のワクチン接種

破傷風ワクチン(トキソイド)

破傷風菌は、土壌や動物の排泄物に広く存在しています。傷口から破傷風菌が侵入することで感染します。

ワクチンで予防することができる病気ですが、現在でも日本国内で年間100人ほどが発症し、数名が死亡しています。

1967年(昭和42年)以前生まれの方は、破傷風ワクチン(トキソイド)の定期接種が行われていない年代です。

怪我をした場合の緊急接種には健康保険が適用されますので、1回目の接種は数百円です。

破傷風トキソイド接種歴汚染の少ない傷汚染された傷
3回未満
または
回数不明
接種接種
TIG
3回以上最終接種から
10年以上→
10年未満→不要
最終接種から
5年以上→
5年未満→不要
※TIG:抗破傷風ヒト免疫グロブリン

初回接種から1ヶ月後に2回目、さらに6ヶ月後に3回目の接種を行うことで、約10年間免疫が保たれます。(健康保険の適用は初回のみ)

狂犬病ワクチン

日本では1957年を最後に国内の感染例はなく、日本国内で飼育されている犬に噛まれても接種の必要はありません。